ネットで窯の修理屋さんを検索したところ 窯職人 服部築炉のサイトを見つけ、相談を重ねた結果、電気窯の改修作業をして頂くことになりました。 素焼きと上絵焼きのための電気窯を１３００度の還元焼成ができる窯に改修しました。 電気で温度を上げ、ブタンガスを窯に注入して酸素を燃やしてしまいます。 大きなバーナーを１本電気窯の底に取り付け９３０度になったらバーナーに点火し青火の炎を窯に入れます。 かつて金沢の美大では大きな電気窯に火袋が付いており薪を焚いて還元していました。今度の窯も同じ理屈で還元します。60cm×45cm、深さ52cmの程よい大きさの窯ですので今後も便利に使えそうです。

ヒーター線の断線で困っていたところ、すぐ来ていただけました。 ヒーター線の修理は２時間ほどで終わりました。 窯の設置場所が軒先であった為、相談したところ簡単な鉄骨を組んで雨風がしのげる工事までしていただけました。これからは天気に関係なく陶芸ができます。価格もほとんど実費に近いようなお値段でとても助かりました。