2016年12月7日

陶芸用電気窯Q&A

陶芸用電気窯に関する疑問にお応えします!

陶芸用電気窯の設置場所
陶芸用電気窯の設置場所はどこがいいですか?
雨、風、が直接当たらず換気のよい場所に設置してください。
陶芸用電気窯の場合、マイコン等電気電子部品を含みますのでできるだけ湿度が少なく、直射日光の当たらない場所に設置してください。
壁から50cm以上離して設置し、燃えやすい物を近くに置かないでください。
焼成中はボディーの外部が約100度Cの高温になりますので、お子様のいらっしゃるご家庭での使用は、周囲を囲ってください。
室内にも設置できますか?
部屋の中はよくありません。「部屋の中でも・・・」と表現された窯もあるようですがお薦めはしません。
風通しのよい所がいいので、倉庫のようなところか駐車場などがいいと思います。
軒先には設置できますか?
軒先でも大丈夫ですが、最低限、雨、風がしのげることが必要です。
軒先を囲う簡単な工事でしたら、実費にてお引き受けできます。
趣味で陶芸をやりたいのですが、どんな窯がいいですか?
陶芸を始めるのに一番入りやすく手軽なのは、電気窯です。
作りたいものによって窯の大きさは変わってきますが、茶碗のような小さいものだけしか作らないのであれば小ぶりの電気窯でいいと思います。
ガス窯が窯変が出やすいと聞いたのですが、ガス窯は作れますか?
ガス窯は作っていませんので信頼できるガス窯メーカーを紹介いたします。
ガス窯も電気窯も窯変は出にくい構造になっています。
窯変を狙うのでしたら穴窯や上り窯がいいでしょう。
鉄骨フレームがあれば、ガス窯用の窯はつくれます。
ガス窯の窯の修理はできますのでお問い合わせください。
窯に使う材料により値段の差は出るのでしょうか、またそのメリット、デメリットも教えてください。
もちろん使う材料により価格は変わってきます、窯を作る構造材として耐火煉瓦、ファイバー、ボードなどがあります。
コスト的にはレンガ、ボード、ファイバーの順に安くなります。
耐久性もこの順です、ファイバーのみで作った電気窯はコストは安くなりますが、耐久年数がほかのものに比べありません。
当社はコストより長く使えるよう、考えそれぞれの材料で最高のものを使っています。
耐火煉瓦もいろいろな種類があります。ヒーター線もやはりいろいろな種類があります。
自動計器などもいろいろあります、コスト的に安く上げたいというご希望であれば中古のパーツで自動計器を作るとか、安いパーツのみで組上げるとか、色々なやり方がありますのでご相談ください。
中古の陶芸用電気窯を探しています。在庫はありますか?
中古の陶芸用電気窯の在庫が常時あるわけではありません。
中古をお探しの方はご予約していただけると優先的にご連絡させていただきます。
今使っている電気窯の温度が思うように上がりません。どこか具合が悪いのでしょうか?
以前は温度が上がったが、上がらなくなったという場合はヒーター線の断線が考えられます。
通常ヒーター線は2-3回路によりくみ上げられています、そのうち1回路が切れていれば温度が上がりません。
状態にもよりますがヒーター線の断線修理のみであれば費用はあまりかかりません。
お近くでしたらその日のうちに直すこともできます。
遠方の場合状況をしっかりお聞きしてヒーター線をこちらからお送りしてご自分で直していただくことも可能です。
もちろんちゃんとした指示書も添付します。
もう一点、窯自身の構造材などがひび割れして、そこから熱が逃げ温度が思うように上がらないケースもあります。
これも実際の現物をみてからでないとなんとも申し上げられません。
ヒーター線が切れたので業者に見積もりを依頼したところ、電気窯の買い替えを進められました。ヒーター線の修理はできますか?
お客さまからお聞きしたことですが、このようなケースがあったみたいです。
ヒーター線の断線修理は可能です、簡単なものでしたらご自身でも修理可能です。
電気窯自身は20-30年は十分使えます。
ヒーター線は消耗品ですので断線修理、総取替えなどが可能です。
お問い合わせください。
コンピューター制御の自動計器とはどんな事が出来るのですか?
自動計器は時間軸に沿って、電気窯の炉内の温度を制御することができます。
何時間かけて何度にあげてどのくらいキープして、どのくらいの時間をかけて冷ましてゆくのか、などです。
単相100V、単相200V、3相200Vの違い、メリット、デメリットを教えてください?
単相100Vは、すでにお客様の元にはきていますから、電気窯専用の配線だけすればすぐ始められます。
しかし基本契約アンペアが少ない場合アンペア数を上げる必要があります。
よく聞かれることですが、家庭用コンセントで使えるかという質問がありますがこれは絶対やめてください。
陶芸用電気窯はだいぶ電気を使い、家庭用コンセントでは熱をもち発火する可能性があります。
必ず電気炉専用回線でお使いください。
電源メリットデメリット
単相100V家庭用コンセント可能だが、専用回路をお勧め
基本料金が安い
1250℃までの温度が上がりにくい
電気使用料が高い
単相200V基本料金が安い
1250℃までの温度は上がりやすい
電気工事が必要
電気使用料が高い
三相(200Vのみ)電気使用料が安い基本料金が高い
動力の電気工事が必要
ネット上で評判の良くない記事を見かけました。どうなんでしょうか?
瀬戸に似たような名前の会社があります。
「服部築炉」とは関係がありませんのでお間違いのないようお願いします。
注文してからどのくらいで納品してもらえますか?代金の支払いはどうなりますか?
通常の15KW位の電気窯でしたら2週間ほどで出来上がります。
すべてが完全オーダー制のため、発注時に手付金10万円、納入時に残金を現金にて承っております。
納期およびお支払い方法はご相談も受け付けます。
お問い合わせください。
陶芸用電気窯のアフターフォローは どのようになっていますか?
どのようなことであれ、私の作りあげたものですから最後まで責任をもって対処いたします。
ご都合の悪いところはすぐご連絡ください。
善処いたします。
陶芸用電気窯の耐用年数は 電気代は?
30年位は充分つかえます。
使い方にもよりますが、ヒーター線換え等修理をしていけば、一生使うことができます。
電気代は、窯の大きさや契約電力タイプによって変わりますが、
6Kwの電気窯(100V)    約600円
10Kwの電気窯(200V)  約1000円

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